LWのサイゼリヤ

ミラノ風ドリア300円

18/1/2 2017年良かったコンテンツ・アカウント編

・お題箱31

45.とりあえず白ワイン

サイゼリヤ紅白無名ワインのあまりの不味さに耐えかねて、最近は初動からロゼ(ボトルで1080円)を頼むことが多いです。

46.狐娘youtuberの中の人のツイートに対し「のじゃ忘れてますよw」「のじゃ口調でお願いします」といったリプライをつける人間がいる、
という状況を「twitterはあくまで個人のアカウントであってコンテンツではない」「そうしたリプライはコンテンツと中の人の区別がつけられていない」と批判しているツイートを見かけて、ふと気になったのですが…

輝夜月やミライアカリのエロ絵は「これはキャラクターの絵であって、中身の女性に触れているわけではない」という言い訳で正当化される、と以前の記事で書いていましたが、
となると、ガワも声も美少女である輝夜月やミライアカリは中の人とキャラクターの境界が区別されているのに対し、
逆に、ガワと声がかけ離れていて「中の人」の存在が明らかなはずの狐娘youtuberのほうがコンテンツと中の人の境界がわかりづらい、
なんて状況になるのかなと考えてよくわからなくなったのですが、どう考えればいいのでしょうか…

バーチューバーの中でも、のじゃおじの中身とガワの境界は非常に曖昧ということには僕も同意します。それは声の性別の違いというよりはガワの強度の違いに起因するもので、もっと言えば、のじゃおじだけが異質な出自を持つことに由来しています。

そもそも、のじゃおじだけは独立したバーチャルキャラの成立が想定されていないんですよね。
だって我々は元コンビニバイトのおじさんではない、「あの狐娘」のプロフィールを何も知らないじゃないですか。「年齢10000歳」とか「油揚げが好物」とかそういうキャラ設定自体が欠けていて(ねこます氏的には存在するのかもしれませんが言及しているのを聞いたことはないです)、初回放送から「スーパーAI」「記憶喪失」「電脳少女」などの設定を強めに提示してくる他のバーチューバーとは全く違います。
前回の記事に従った言い方をすれば「ガワ要素」として辛うじて存在しているものはモデルのメッシュとテクスチャ程度で、のじゃおじは常におじさんとして発話しているしおじさんとしての自己言及しかしません。取って付けたような一人称と語尾はガワ的に解釈すればキャラ口調と言えなくもないですが、おじさんの戯れという中身寄りの解釈をする人が多いのではないでしょうか。

そういうガワの作り方をした大元の原因が何かと言えば、ビジネスとして固有名詞のキャラを確立しなければならなかった他のバーチューバーと違って、ねこます氏は趣味として一般名詞の狐娘を作りたかったというモチベーションの違いがあるんだと思います。ねこます氏は動画の中で「狐娘が大好きだから自分でも作りたかった」というようなことを繰り返し言っていて、他と差別化できる強い設定というよりは最大公約数的な弱いキャラ性を求めたのかもしれません(直接聞いたわけではないのでわかりませんが……)。

結局、声が問題になる以前の段階として、のじゃおじには中身と切り分けて取り出せるようなガワが最初からほとんどないということです。あえて強い言葉を使うとすれば、「そもそも自律したバーチャルキャラではない」という意味で生まれた時点ではバーチューバーですらなかったものが、後付け的に似た仲間たちに括られただけと言えるかもしれません。

・アカウント編

KTGライセンスド・プロファボ師LWが2017年に最も注目した絵師5名

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・更新ツイート用画像

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ここ要る?