・フレームアームズガール
この服ヤバすぎませんか?
ただでさえ女性主人公は採点が100点スタートなのに、パーカーと腋で開幕無限。将来アニメ作るとき絶対これ普段着のキャラ作る。
TwitterでもちょろっとRTされてたけど、ほぼ同バックグラウンド・同内容の武装神姫ではプロモデルヒロインズに主人公が男オタクだったのに対して、フレームアームズガールは非オタク美少女を合わせてきていて、時代の進歩を感じる(企画として関わりがあるのかは知らないが、同じような題材だし認識していないことは無いだろう)。
男性主人公の女性主人公への置換については、主にそれが生じる不協和について前に二式で取り上げたことがある。
http://lwlwlwlwlw2.seesaa.net/article/427221097.html
フレームアームズガールは「マスター系複数ヒロインもの」の美少女置換と言えそうだが、このタイプの作品はファンタジスタドール、アンジュヴィエルジュ、(1マスター1ヒロイン性だが)ウィクロスなど、最近のアニメでもそこそこの数がある。
このジャンルで主人公を美少女で置き換えた際にも(突っ込んだ恋愛などをしない限りは)重大な不協和は生じないものの、比較的異性性が重要なジャンルなので、どちらかといえばラジカルな変換のうちに入ると思う。
アオちゃんは女性主人公としては理想形に近くて、かつてこの位置に挿入されていた男性主人公と比べたときに~っていうのを書こうと思ったんだけど、ハーレムっぽい男性主人公ものは基本的に見ない(引き合いに出しやすいテンプレ作品は特に)ので何も書けない。
あと、アニメ内でのAIとキャラにとっての自由意志とは~みたいなことを考えたけど、多分長くなるので次回以降に書く。
・ひなこのーと
腋あり!
要手帳キャラ多すぎないか。「いやそれはガイジだろ」みたいな動きで笑いを取っていくのって、ある意味ではボケ倒しの極致?
特に泉こなたみたいなやつが紙パクパクで既に手遅れなのに「鴨は食べない」とか意味不明な食い下がりをしているのが一番面白かった。
そういう異常性でキャラを定義する「持ちネタ」(単に「キャラ」ともいう)には
1.キャラ内部の性格や癖に起因して説明可能な範疇で起きる神経症的なもの(例:ひなこのカカシ化)
2.キャラ外部から(時には作品外から)の事情に起因して説明不能に起きる神懸かり的なもの(例:あんハピ勢のアンラッキー)
の二種類があって、傾向としては後者の方が面白くないことが多い(ひなこのーとの皆さんの持ちネタは概ね前者に分類)。
あと目を逸らすときに何故か両目を左右に逸らしていったり、細かいところで頑張っているのは良かった。暇になるタイプの日常系と暇にならないタイプの日常系では圧倒的に後者が好きなのでこれからもやっていってほしい。
・サクラクエスト
腋、なくもない。
宮森の2Pカラー、基本的には常識人っぽい感じだけど、契約書読まんし夜逃げするしバスでゴネるしジジイ殴るしでスラム育ちみたいなムーブ(スラムーブ)が多い。
でも可愛いんだよね~。
大抵アニメーターによるアニメ画ってイラストレーターによる一枚イラストには劣る(枚数が1000倍くらい違うし動かすんだからしょうがない)んだけど、どこで止めても「いけるやん」ってなるアニメがたまにあって、サクラクエストもその一つに入る。関口可奈味とかいう人がキャラデザらしいけど、アニメーターとかの影響もあるのか?(よく知らない)
キャラが強いっていうのは本当に強くて、キャラが強い=キャラが画面に映っているだけで加点=自動加点=無限点って感じなのにテンポもいいから無敵。
そういえば、SHIROBAKOの頃は女性主人公アニメがたくさんあった時期で、それから何期か女性主人公減って「ブーム終わったか?」と思ったんだけど、前期あたりからどんどん盛り返してきている。一過性のブームが起こっているというよりは、特に誰も意識していない中で波みたいに確率的に寄せては返しているだけなのかもしれない。
・メイドラゴン最終話
最終話は消化試合だからあんまり言うことがないんだけど、今までそういう設定は特になかったのに唐突な「私はお前だ」で葛藤をやるのって流石に陳腐すぎませんか……