
当初は「2024年に買って良かったもの10選」という記事を書こうと思っていた。
が、厳密に言うと2024年前後に買ったものもあるし、無料で契約したり発掘したりしただけのものもあるし、良かった中にも幅はあるし、若干10選にも収まらないので歯切れの悪いタイトルになった。
去年頃から「今まで触れたことがないもの」「ちょっとした面白いもの」より「ちょっと高くてちょっと良いもの」「既に持っているもののアップグレード版」を買うことが増えた気がする。価格帯も全体的に少し上がっている。無職を脱して働き始めたし、そろそろそんな感じの年齢に入ってきたのだろう。
- 1. キーボード:G913-TKL
- 2. マウス:M-DT1DRBK
- 3. 加湿器:SV-403
- 4. ALLOUTのパワーグリップ
- 5. ビックカメラSuicaカード
- 6. 自転車:25 MISTRAL DISC ALEX
- 7. ヒートテックイージーパンツ/2WAYストレッチ
- 8. イヤホン:TE-H1
- 9. ボールペン:カリモク 4&1
- 10. 謎の柄シャツ
- EX. 仕事
1. キーボード:G913-TKL

ずっとFRONTIERでBTOパソコンを買ったとき無料で付いてきたBUFFAROの無名キーボードを使っていたのだが、キーが深めなので打鍵するつもりがないキーに指が触れて不愉快に感じることが増えた。それでミスタイプを誘発している気もするし、浅めで打ちやすいキーボードを探していた。
打ち心地は現物を触って確かめるしかない。ビッグカメラをうろついて色々試していたところ、ゲーミングコーナーで試したこれが完璧だった。正月休み明けの平日で誰もいない売り場にあるキーボードを全部打ったが、これだけが頭いくつか抜けて明確に良かった。
青軸とかいうやつを使っているらしく、キーボードらしからぬクリック感とパチパチうるさい打鍵音が特徴的。「押す気のないキーに触ってしまうのが気になる」という課題に対して「押したことが感触と音で確実にわかる浅めのキー」がアンサーになった形。
店員曰く世の中的にはあまり評判が良くないということで、減産傾向だし新宿店にはディスプレイ用以外の在庫がなかった。その場で在庫がある実店舗を調べてもらって、そのまま渋谷のビッグカメラで購入。微妙に型落ちなので一万円ちょっと割り引かれていたのが嬉しい。
ゲーミングデバイスなのでゲーミングカラーに光る機能もあるが、それは普通に要らないのでオフにしている。ピカピカ光る前提でキー刻印が透過のため、光っていないと刻印が見えづらいのはデメリットと言えばデメリットかもしれない(無刻印に見えるメリットかもしれない)。
ゲーミング発光を切っているせいなのかどうか、充電の保ちが異常に良い。購入から一ヶ月近く経っても充電100%を維持し続けている。もしかすると、ゲーミングデバイスは消費電力のほとんどを発光機能に充てているためにそれをオフにすると利用可能時間が名目より飛躍的に伸びるのかもしれない。
高めなだけあって他の細かいところも色々良い。
右上に付いている音量調節できるグルグル(?)がかなり便利だし、bluetoothで無線接続できるのも良い。今までは有線だったので在宅勤務で机に社用のmacを広げたりするときいちいちケーブルが邪魔だった。
総じて良い買い物でブログやラノベを書くモチベがだいぶ上がった。
2. マウス:M-DT1DRBK

トラックボールマウス自体はかなり前から使っていたが(それもロジクールだった)、もっと色々ショートカットキーを割り当てたくなったのでボタン数が多いものを購入。ホイールに加えて7ボタンも付いており、左右クリックの他にタブ前後、タブ閉じ、ページ前後に割り当てている。
当初の想定通りに使えて大満足ではあるが、大満足すぎてページ更新や画像保存用にもっと大量のショートカットキーを備えたマウスが欲しくなってきたりもしている。
3. 加湿器:SV-403

加齢の影響で肌がカサカサしすぎるようになってきたので導入。加湿器を買いに行こうかと思った矢先に実家の奥底から発掘された。
昭和に作られた遺物で、ネットで調べても僅かなオークションページ以外は情報が何も出てこない。当時のマニュアルも残っていないので適当に勘で使っている。「加湿おすすめ」ボタンを押したとき何が起きているのかがわかる日はもう二度と来ないのだろう。
少し使ってみてダメそうだったら素直に現代品を買おうと思っていたが、意外にも全く問題なく動き続けている。生意気にも現在湿度を測定する機能がついているのも嬉しい。
昭和のアイテムが令和のアイテムよりも頑丈で物持ちが良いということは割とよくある。家電だけではなく、服や鞄も当時の一般品は今その辺で見るものよりも縫製や作りが遥かにしっかりしていることが多い。当時はディスカウント品みたいな概念がまだ希薄で製品に期待される品質のアベレージが高かったのだ(下側の裾野が広がった)。
4. ALLOUTのパワーグリップ

今扱う最大重量は25kgくらい。一度や二度持ち上げるだけなら困らないが、何分も持ったまま動くとなると流石にしんどくなってくる。
期待通りに握力の消耗を防いでおり、特にダンベルスクワットや懸垂では手が明確に楽になる。強いて言えばいちいちリストを巻いたりして準備するのが若干面倒だが、きちんと固定しないと危険なので仕方がない。
5. ビックカメラSuicaカード

www.jreast.co.jp
就職したあたりでビューカード機能目当てでビックカメラSuicaカードを導入。
今までは主に三井住友なんとかのVISAクレカを使っていたが、ビューカード機能が付いた新クレカを使ってSuicaをオートチャージにした(最近はVISAが死に始めているのでJCBの決済経路が入手できたのも嬉しい)。
やはりオートチャージの時短効果は著しく、かつて改札横で手動チャージしていたのが「なぜオレはあんな無駄な時間を……」という感じになった。特に社食が電子決済なのでいちいち残高を気にしなくていいのが非常にありがたい。自販機もスイカ対応じゃないとスルーするようになってきた。
ついでにSuicaを物理カードからアプリに移し、カードの持ち運びからも解放された(これはビューカードがなくてもできたかもしれない)。今まではスマホとSuicaが同時に入るスマホケースしか選べなかったので微妙に不便なカバーをずっと使っていたが、スマホ一台だけで済むようになって飛躍的に自由度が上がった。
6. 自転車:25 MISTRAL DISC ALEX

www.job-cycles.com
無職の間に島忠のママチャリを100km漕いで群馬まで行ったりしていたが、島忠の店員にも「その用途は想定していません」と言われたのでもう少しまともに長距離を走れるやつに買い替えた。古い自転車は牛タンシチュー奢りと引き換えにアルフォートにあげた。
さすがに乗車体験はかなり良くなった。距離あたりの労力が小さくなった感じは明確にある。
が、失ったものも意外とある。一つはカゴ。無理を言ってクロスバイクにママチャリみたいな前方カゴを付けてもらったが、やはり耐荷重が弱めなので本を大量に積み込んだリュックに耐え切れずよく壊れそうになっている(今はビニテで緊急補強している)。
もう一つは鍵。前はサークル錠だったので一瞬でロックできたのに、チューブみたいなやつをタイヤに回すタイプの錠になってしまっていちいちかなり面倒臭い。次に買い換えるときは何としてもサークル錠がつくやつを選ぶ。
7. ヒートテックイージーパンツ/2WAYストレッチ

www.uniqlo.com
ゲッタ~が履いてたので購入。
今まで防寒ズボンという概念を知らなかったので30年くらいずっと「冬は足が寒いなあ」と思っていたのだが(そのために裾が長いコートを買ったりしていた)、フリース素材かなんかで寒さがカットされるようになり画期的に暖かくなった。ゲッタ~と喋ると何らかのアイテムやガジェットの情報がアンロックされることが多い(ゲッタ〜信者)。
8. イヤホン:TE-H1

aviot.jp
オープンイヤータイプのイヤホン。
出社して作業するときも音楽を聞いていないと集中が保たないのだが、音楽を聞いていて他の人の声が聞こえないのも困るので、音楽と外音を同時に聞けるやつを購入した(ちなみに前の職場は作業中に音楽を聞く文化があり、話しかけるときに目の前で手を振って伝えるプロトコルもあったのでノイキャンイヤホンで困らなかった)。
オープンイヤーを使うのは初めてだが、実際に使ってみるとかなりいい感じでプライベートでも重宝している。
インナーイヤーとは根本の思想が違う。インナーイヤーが音楽に没入するのとは異なり、オープンイヤーは生活にBGMを追加する感じだ。ゲームとか映画みたいに周りのセリフとか効果音は普通に聞こえつつ劇中BGMが流せるイメージ。それで十分満足できるし、使わない時もずっと付けっぱなしでいいのが非常に楽。もうインナーイヤーには戻れない気がする。
9. ボールペン:カリモク 4&1

木製だし作りがしっかりしていて良い。これは無くしたくないので自宅で使う専用にして、今まで使っていた安めのやつを持ち歩き用で分担した。
世界堂で買うときに店員が「ペンごとに木目が違うので良く見て選んでください」とか言ってて遊戯王カードのシク座標みたいだなと思った。
あと「0.38mmのバージョンってないですか?」と聞いたら「0.5mmのボールペンにも0.38mmのやつをつけられますよ」と教えてもらったのが一番の収穫だったかもしれない。今まで10年くらいずっとそれが出来ないと思い込んで懸命に0.38mmのペンを探していた。
10. 謎の柄シャツ

渋谷の古着屋で買った謎の柄シャツ。古着なのでブランドも何もかも不明。
上司の結婚式がチョケたノリで柄シャツ指定のレギュレーションだったのだが、UNIQLOやGUの無地シャツしか持っていなかったのでわざわざ渋谷まで探しに行った。
そして意外にもかなり気に入っている。
布地がディスカウント品よりはいい感じだし、普段の服と毛色が違うのでハレの日とかで特に明るく行きたいときに便利(元々結婚式用なのでそういうイメージが付いたのかもしれない)。最近では親友の婚姻届に証人をしたときとか、サイゼミを開催したときとかに出動した。
これを買ったおかげで「古着屋に入る」というスキルツリーが解放され、時間があるときに古着屋を見かけたら少し寄ったりするようになった。今後も気に入ったものがあったら買ってみようと思う。
EX. 仕事
手に入れたものという意味では買ったものと同じようなものなのでここに書く。
本当は半年くらいで中間報告をブログに書こうと思っていたのだが、単独記事で書きたいことが特になかった。良いことしかなくて起伏が全くないからだ。
リモート環境良し、業務良し、給与良し、人間関係良し、キャリア良しで何も不満がなさすぎる。下手に詳しく書くと特定されそうなレベルで全てが良い。
この前、20年来の付き合いがあるかかりつけ医のジジイに「齢30にしてようやく普通の社会人みたいになってんじゃねえかよ」と言われたのを自分でもそうだなと思う。
なんかこれまでの人生を考えても「収束すべき場所に収束した」感が凄い。短くても十年くらいは今の会社に勤めると思うし、終の住処になるかまではまだわからないにせよ、人生の中盤を過ごす場所を無事に得られたことは間違いない。



