LWのサイゼリヤ

ミラノ風ドリア300円

23/9/21 お題箱回117:在野の狂人、言質の奪い合い、エヴァ見なくてもetc

お題箱117

615.LWさん、このままだと在野の狂人で完結してしまうので、カンパしてでも研究機関に舞い戻って欲しい

研究機関に戻ることはないと思います。

研究には普通にあまり向いてない気がします。人類にとって大局的に新規の知見を発掘することにそんなに関心が無くて、既出の知見とか現場で有用な知見を知るだけで十分満足できます。ただ絶対に戻らない理由も特にないため、今後研究でしか解決できない関心を持ったらそのとき戻る選択肢は常にあります。

研究機関に戻るかどうかはともかくとして、「在野の狂人で完結してしまうがそれでよいのか」みたいな問題はまた別にあります。というのは「もっと自己マネジメントとかマーケティングした方が良くない?(在野の狂人以外の道ない?)」みたいな話は定期的に浮上するんですが、結局僕がそういう「何者か」感のあるゴールに関心があるんだかないんだかよくわからない状態で、「俺どうなんの?」とか言ってるだけで一向に結論が出ないがちです。

 

616.LWさんにリアコかつ現実の恋愛的な営み(付き合う、結婚する、などの)からドロップアウトした者です
LWさんが現実の異性に全く関心がなく結婚願望も皆無なところにリアコ者、ドロップアウト者の二重の視点で安心していたので、もし結婚なさったら嫉妬と失望で狂ってしまいます
なのでもしよろしければ結婚しても子供ができても絶対隠して欲しいです
LWさんには何の得もありませんが哀れな人間への慈悲としてご一考くださると嬉しいです

とりあえずありがとうございます。

なんか僕に関して言えば、恋愛的な営みからドロップアウトしているわけではなく、まだエントリーしていないというのが正確なところだと思います。小学校入学前くらいの段階で発達が止まっているだけなので、今後どういうスタンスになるのか全く読めません。

最近ようやく自覚したこととして、「家族以外の異性が自分を認識することはない」っていう割とヤバい認知の歪みが長いことありました。ここで言う「認識」というのは「恋愛対象として認識できる」という意味ではなく、「匿名ではない個人として認識できる」という意味です。

つまり異性から「いますれ違った知らん誰か」みたいな匿名として辛うじて把握されることはあっても、「LWさん」とか「統計検定のブログを書いたあの人」みたいな形で同定されることを全く想定していませんでした(予想外の事態!)。仮に会話をしたとしても終わった瞬間に「なんか誰かと話した気もするけど今の誰? まあいいか」みたいな感じで全く記憶に残らない前提、職場でも一個体というよりは「企画職・その3」とか役職+数字みたいな感じで認識されている前提です。

これは自分を卑下しているからではなくて、単に経験的に妥当な推論です。人生において異性との接触があまりにも少なすぎたため、「異性に個体として認識される」という事態がもう想像力の限界を超えています。今までずっと東から昇ってきた太陽が西から昇ることを心配する人がいないのと同じように、そのイベントは今後も起こらないことを人生の前提にしていました。

だから、僕が自分の恋愛的な営みをイメージするときも「向こうはこちらを認識していない」という前提が外れず、「向こうはこちらを認識していないけどこちらからは向こうを認識している」という一方的な関係しか想像できません。つまり「知らない人が勝手に双眼鏡で見てきている」「知らない人が勝手に百万円贈ってくる」みたいなストーカーっぽい気持ち悪い事態にしかならないので、それは流石に良くないだろうということできっちり線を引いて可能な限り避けていました。異常なまでに倫理的・禁欲的だったのにはそういう背景があります。

ただ、この投稿自体もそうなんですが、「ひょっとして俺のこと見えてる?(幽霊以外もこの台詞言うことあるんだ)」みたいなことがまあぼちぼちあって、「実は普通に個体として認識されうるのではないか」と最近ようやく気付き始めました。その前提が壊れるなら、一方通行ストーカーではない形での関係があり得ることになります。

だからといって「今から婚活バリバリしてくぜ」という意志表明ではないですが、いま「歩く」という行動を起こす以前に「自分に足があることを初めて知った」という状態で、じゃあ次は歩くのか、歩いたときどうなるのかも未知すぎて何とも言えません。

が、一応そういう要求があったことは頭に留めてはおきます。

 

617.ニコニコランキング掲載動画のサムネイルに使われてて草ア!
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm42251754?ss_id=81b8fdce-34e6-4e97-a198-c26b6227b58f&ss_pos=10&cp_in=wt_tg

情報ありがとうございます。他の動画とかAI拓也wikiでもたまに引用されてたりもするしけっこう使われてますね。まあ……って感じです。

 

618.https://twitter.com/lw_ru/status/1355461150226300932
これについて語ってほしいです。
カードゲームは身内戦とDCGしかやってこなかったのでピンと来ませんでした。

ツイートした通りではあるのですが、特に知らない人とやるカードゲームにおける「どうぞ」という発声には、DCGで「フェイズ終了ボタン」を押すのと全く同じ重みがあるということです。

発声の一つ一つがボタンを押すのと同じようにゲームの進行段階を定義するという意味で、発声は「進行の補助行為」ではなく「進行行為そのもの」です。DCGで一度フェイズ終了ボタンを押したらキャンセルは絶対にできないのと同じで、「どうぞ」という発声も原則キャンセルできません。

例えば、藁人形のツイートを一つ考えてみましょう。

「この前出た公認大会で、相手がカードをプレイしたタイミングでつい『どうぞ』と言ってしまった。それは誰がどう考えても自滅行為であるような、明らかに不合理なあり得ない宣言で、状況的にもついつい言ってしまっただけの発声ミスであることは誰にでもわかるものだった。だから『今のどうぞはなしで』と言ったのだが、相手が認めなくてそのまま負けた。そこまでして勝ちたいのか? 器が小さい」

みたいな。

Twitterのフォロワーは優しいので「ガチ勢引くわ」「相手カスすぎ笑」みたいなリプライで励ましてもらえるのですが、「どうぞ」のキャンセルを通さなかった相手にもちゃんとした理由があるということです(別に「だから通すべきではない」とは言いませんが)。

「フェイズ終了ボタン」はリアルのカードゲームには存在せず目には見えないので、代わりに「ボタンと同じ重みを持つ発声を正しくやる」というのが知らない人との間で円滑にゲームをするための掟です。ここをなあなあにするということは、見えないものがどういう状態になるかわからなくなるのと同じで、コンセンサスがない疑心暗鬼の中でゲームをしなければならなくなってしまいます。曖昧な発声や発声の撤回を認めてしまったら、ゲームを支える根本的な信頼が崩壊するのでどうしても通せないという事情があります。

ちなみにこういう考え方を押し進めると、適当に「はい、はい、はい」とか言ってしまう人は「今三回はいって言いましたよね? 三回権利放棄したと見做して三回解決しますね、言ったお前が悪いので……」みたいに足元を見られるのもやむを得ないという考え方があって、そういう次元の戦いが「言質の奪い合い」という盤外戦術です。

「言質の奪い合い」を極めたプレイヤーは事あるごとに「ここ何もないですか? ここ進めていいですか?」って確認してきて、そこで迂闊に「はい」って言ってしまうと「ここでないってことはアレの権利を放棄したってことなんでここでこれ使いますね」とか言われて負けます(しかも相手が正しいので反論できない)。「はい」のタイミングを間違えただけで負けるので、どのフェイズの何の確認かをいちいち厳密にチェックして頭を使って答えないといけなくてかなり地獄ではあります。

ちなみにこれは大会とかに限った話で、友人とやる場合は僕も「ターンエンド……いやすまん! 土地置いてなかったから置く!」とかやることはあります(可能な限りやらないように心がけてはいます)。それもまあ良くはないけど、友達同士ならしょうがねえなあって感じでかなり場依存の話ではあります。

 

619.「今からでもエヴァを見るべきですか?」と質問したらおそらく「見るべきです」という答えが返ってくると思いますが、
エヴァを見なくてもいい人」というものが存在するとしたらそれはどういう人でしょうか?

なんか論理パズルみたいな質問でちょっと面白いですね。

まあ「見るべきですか?」と聞かれたら「絶対に見るべき」と答えますが、それは「本当に見ないとマジでヤバくてお前は終わりだぞ」と思っているわけではなくて、聞かれるのであれば「僕的には見た方がよいと思います」と答えているだけではあります。

ただ実際のところ、エヴァ見た方がよいかどうかってもう相当怪しいとは思います。エヴァを見るべきだった理由って内省的なオタクの在り方全てを規定していたからで、オタクが内省的であり続ける限りはさすがに見た方がいいというポジションでした。

ただそもそも内省的なオタクっていうもの自体が一過性のブームでしかなくて、令和ではオワコンという説がかなりあります。もうオタクって悩めるマイノリティじゃないですし、異世界転生みたいな普通に楽しくて気楽なものを摂取していけばいいという時代になってくると、エヴァって明確に見る意味なくて、じゃあもう今のオタクは全員見る意味ないと言えばないです。

 

620.ゆっくり虐待について語って欲しい

昔はかなり好きでした。派生コンテンツだとぷ虐が好きで、ぷ虐wikiにあるSSは全部読んだと思います。

今も嫌いになったわけではないですが、普通にブームが去って供給が昔ほどないので触れる機会もほぼないですね。ゆ虐って2chとかふたば主導だったと思いますが、さすがにTwitterで受け入れられるコンテンツではないですし、ゆっくり自体が子供向けキャラクターとしての位置を確立したせいでリスキーになっているのもあります。

今でもある意味ではちいかわとかが後継と言えなくもないし、〇〇虐というワード自体はけっこう残っているんですが(コロ虐やずん虐など)、肝心の虐待がめちゃめちゃヌルくてゆ虐全盛期の1%も火力が出ていません。時代の流れで概ね消え去ったという認識ではあります。

 

621.イクニ作品を多数見られてるようですがユリ熊嵐はどうでしたか?

全話見たはずですが、あまり記憶に残っていません。なんかやっとるな……みたいな、今見ても同じ感想のような気はします。

この投稿で思い出したのですが、ピングドラム劇場版がそろそろ配信されてそうなので気が向いたら見ます。